同性カップルでも里親になれるって知ってた?
どうも、ひもです。
本日から、大学の授業が開始しました。春休み中はだらけていたため生活リズムが乱れており、一限に遅刻してしまうという失態を新学期早々にしてしまった.…明日は二限からなので、遅刻しないで行きます!
そんなことはさておき、今朝、新聞を読んでみると興味深い記事がありました。
それは、男性カップルの里親認定が全国で初めてされた、という記事です。
記事を要約すると以下のようになります。
大阪市が市内在住者の男性カップル(30代と40代)を養育里親に認定。同性カップルが里親に認定されるのは全国初とのこと。里親の認定は、厚労省が策定したガイドラインに従って、各自治体が里親の認定をするそうです。このガイドラインの里親希望者の要件には同性カップルかどうかが定められてないため、同性カップルでも里親になれるらしいです。従って、大阪市は男性カップルを里親に認定しても問題ないことになります。ちなみに、自治体によっては慎重なところもあるらしいです。
序に里親についてちょっとだけ補足します。
そもそも、里親制度とは何なんだろうか?
里親制度は、家庭での養育が困難又は受けられなくなった子ども等に、温かい愛情と正しい理解を持った家庭環境の下での養育を提供する制度です。
家庭での生活を通じて、子どもが成長する上で極めて重要な特定の大人との愛着関係の中で養育を行うことにより、子どもの健全な育成を図る有意義な制度です。
そして里親の役割っていうのが
里親家庭に委託することにより、
- (a)特定の大人との愛着関係の下で養育されることにより、自己の存在を受け入れられているという安心感の中で、自己肯定感を育むとともに、人との関係において不可欠な、基本的信頼感を獲得することができる、
- (b)里親家庭において、適切な家庭生活を体験する中で、家族それぞれのライフサイクルにおけるありようを学び、将来、家庭生活を築く上でのモデルとすることが期待できる、
- (c)家庭生活の中で人との適切な関係の取り方を学んだり、身近な地域社会の中で、必要な社会性を養うとともに、豊かな生活経験を通じて生活技術を獲得することができる、
というような効果が期待できることから、社会的養護においては里親委託を優先して検討することとしています。
里親制度の現状
厚労省「社会的養護の推進に向けて」を参考に作成
※「里親等」は、平成21年度から制度化されたファミリーホーム(養育者の家庭で5~6人の児童を養育)を含む。ファミリーホームは、平成27年度末で287か所、委託児童1,261人。多くは里親、里親委託児童からの移行。
プラスアルファ
厚労省の「里親制度等について」には、わかりやすいリーフレットがありました。軽く目を通すだけでも、里親制度についての理解が深まる気がします!
思ったこと
里親に同性カップルがなることは大変良いことだと思います。しかし、制度上認められても、世間がこういうことを受け入れられるのかが心配です。変な噂が付きまとったり、これが虐めの原因にならなければいいと願っています。多様性を認めていくことで、もっと自分らしく生きれるようになれるはず!