ヤマト運輸が当日発送しなくなるって知ってた?
どうも、ひもです。
今日もこちらは雨でした。
新学期になり、気分良くスタートしたいのに。今日も遅刻してしまいましたよ。
本日のニュース
そんな今日は、遂に来たかってニュースがありました。
それは、”ヤマト運輸、アマゾンの当日発送から撤退へ”です。
簡単に言うとこんな感じです
現在、宅配最大手のヤマト運輸はインターネット通販大手のアマゾンを最大の取引先としています。しかし、ヤマトはアマゾンの当日配達サービスの受託を徐々に減らし、将来はなくす方針を決めました。大きな理由は、二つあります。一つ目は、ヤマト運輸の人手不足です。もう一つは、取扱個数の増加です。これらにより、ヤマトの負担が増してしまい維持が難しくなってしまいました。今後、日本郵便が一部を代替するそうです。日本郵便は輸送能力はヤマトに劣りますが、配達に関しては余裕があるらしいです。
ちなみに筆者はこうなるとは思ってました!
今後のヤマトの動き
- ヤマトは今年9月までに、個人が送る荷物を含めて運賃を値上げする
- 値上げを受け入れられない大口顧客とは契約を一部打ち切りにする
- 繁忙期には発送日を分散する
- 現場の実態調査をし、未払いの残業代を支払っていく
- 6月には正午から午後2時までの時間帯指定配達を取りやめる
値上げに関しては、なんと27年ぶりらしいです!
取扱個数の変化
file:///C:/Users/ken12/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/0WBTTQCN/fact210_07_08.pdf
file:///C:/Users/ken12/Documents/h.27%20宅配調査.pdf をもとに作成
やっぱりヤマト強いですね。いや、アマゾン需要が凄まじいのか⁈
今後は、どのようになるのか気になるところであります!
序に、佐川急便も撤退についても
2000年にアマゾンが日本に進出してきました。そのときは、「ペリカン便」が宅配業務を担当していました。それを佐川が引き継ぎ、ヤマトとアマゾンの配送を支えていました。しかし、2013年に佐川が撤退をしました。理由は三つあります。一つ目は、配達員が少なかったこと。二つ目は、佐川の下請けに依存するビジネスにマッチしなかったこと。三つ目は、アマゾンの高要求と低対価。
恐らく、佐川が撤退したこともあってアマゾンに対する負担が増えたことも、今回の要因になったとも考えられます。また、今回の件と類似する点が多いですね。
ちなみに、こんなことをSGホールディングスの栗和田会長は言っていました。
SGホールディングス(佐川グループの持ち株会社)の栗和田榮一会長は「海外では、サービスをすればきちんと対価を払うのが原則。よいサービスをしても、ろくに払ってもらえないのではおかしい」と語り、採算重視路線への転換を決めたのだ。
引用元:ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2013/09/post_2999.html
Copyright © Business Journal All Rights Reserved.
まさにその通りですよねって私は思います。皆さんはどう感じますか?
今回思ったことは
この記事を読んで最初に浮かんだことは、zozotown前澤社長のtwitter発言です。
1050円なくせに送料手数料入れたら1750円とかまじ詐欺やろ〜ゾゾタウン。
に対して、
詐欺??ただで商品が届くと思うんじゃねぇよ。お前ん家まで汗水たらしてヤマトの宅配会社の人がわざわざ運んでくれてんだよ。お前みたいな感謝のない奴は二度と注文しなくていいわ。
根本的に消費者は求めるものが多すぎる気がしますね。私も「早い」「安い」「うまい」って気持ちはわかりますよ。けど、限度ってあるよね。そして、会社もそれに応えようとしすぎ。
もっとお互いに分かり合えれば良い社会が生まれると、私は思うんですがね。
ちょっと損をしても、それで多くの人が救われるなら、少しくらい我慢してもいいのに。
最後にちょっとだけ
そういえば、最近、印象に残るヤマトに関する話題がありましたね。
台湾での出来事ですが、ヤマトの宅配員に土下座させたり。チェーンソー男がヤマトに襲撃しにきたり。
こんなことがあったら、ドライバーになりたいって思います?
色々な要因が重なり合って、人手不足になっているに違いないですね。